日本ではなじみの薄いアルゼンチン産の牛肉。大手スーパーが25日から販売を始めました。
実はいま、これまで日本では食べられなかった南米産の牛肉が続々と上陸、上質な赤身にブームの兆しも出ています。

 ステーキが自慢のこちらのお店。いま、人気が急上昇しているのが・・・

 「アルゼンチンのリブアイです」

 アルゼンチン産の牛肉です。ウリは深いうまみの赤身。これまでの国産やアメリカ産とは違う味わいだといいます。

 「(アルゼンチンの)お肉は質が良いし、おいしい」(コロンビア人客)

 「歯ごたえもあるし、ジューシー」(日本人客)

 これまで、牛の伝染病である「口蹄(てい)疫」が広がった影響で日本への輸入が禁止されていたアルゼンチン産牛肉。
安全が確保されたとして、去年から一部、輸入が解禁されました。日本ではまだ扱う店も少ない「幻の肉」ですが、こちらの店ではいち早く取り入れました。

 「食べたら結局、リピーターになったりとかは多い」(コスタラティーナ 前浜ディエゴ オーナー)

 こうしたアルゼンチン牛がさらに身近になるかもしれません。

 「期間限定で販売されるのは、こちらアルゼンチン産の牛肉です」(記者)

 イトーヨーカドーは25日、スーパーで初めてアルゼンチン産牛肉の販売を開始しました。値段は国産より2割ほど安く売られていました。

 「値段もだいぶ国産のと比べて安かったので、買ってみようかなと」(客)

 アルゼンチン大使は、価格の安さだけではない魅力があると話します。

 「アルゼンチン牛は放牧されて自然の中で育っています。とても優しい味わいで、余計な脂がないので健康的です」(アルゼンチン共和国 アラン・ベロー特命全権大使)

 特徴はなんと言っても赤身肉の深いうまみ。南米の広大な土地を生かし、放し飼いで育てた牛は、ストレスがかからず、うまみが強くなるといいます。

 「世界一の牛肉だと誇りを持って言える。私は、日本の消費者に受け入れてもらえる自信がある」(アルゼンチン共和国 アラン・ベロー特命全権大使)

全文
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3709255.htm