一般のクルマは車間距離に対しておろそかになっている?

 運転のプロである自動車教習所の指導員は、教習生の指導のために路上での教習を行います。
その時に遭遇する一般車のルール違反として、車間距離を詰めすぎていることが多いと感じているようです。

 教習所では適切な車間距離を保つよう指導されているにもかかわらず、なぜ多くのドライバーが車間距離を詰めてしまうのでしょうか。

 今回、教習所の指導員を対象におこなわれたアンケートのうち「路上教習時、もっとも遭遇する一般車両の運転
(ルール遵守がおろそかになっているもの)は何ですか」という設問に対し、半数以上の61.2%が「車間距離が短い」と回答しています。

 適切な車間距離をとることがおろそかになってしまう理由について、教習所の指導員はつぎのようにいいます。

「まず運転に対する『慣れ』が考えられます。また、運転経験が不足している人の場合は、経験不足から周りに流されてしまうこともあるでしょう。

『みんなやってるし今日だけは、今だけは大丈夫だろう』というように、安全意識が薄れていってしまう人も多いのではないでしょうか」

 一方、「おろそかにしているわけでなく、交通ルールを忘れていく人もいるのではないでしょうか」という声も挙がり、忘れてしまったルールを再確認することも重要です。

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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190608-00010006-kurumans-bus_all