中国の王毅外相は、ファーウェイ幹部の逮捕をめぐる問題について、「いじめ行動を絶対に座視しない」と、
アメリカやカナダ側の対応を批判しました。

　「我々は常に海外同胞の安否に関心を持っていて、正当な権利を侵害するいじめ行動を絶対に座視しない」
（中国 王毅外相）

　中国の王毅外相は１１日、北京で開かれた外交問題について話し合うシンポジウムで講演を行い、
ファーウェイの幹部の逮捕を念頭に、「いじめ行動を絶対に座視しない」と、アメリカやカナダ側の対応を
批判した上で、「海外同胞の安否に関心を持っている」「中国国民の合法的権利を全力で守る」と述べました。

　一方、この問題による影響が懸念される米中の貿易交渉については、「中米が対抗すれば、勝者はなく、
全世界にも波及する」と強調しました。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3546663.html