グーグルCEO、中国向け検閲済み検索エンジン開発を初めて認める

グーグルのスンダル・ピチャイCEOは、会社が去年春から中国向けの検閲機能付き検索エンジン開発計画「Dragonfly」に
取り組んでいると認めた。米サンフランシスコで開かれた米誌WIREDのイベントで発言した。

ピチャイ氏は、検索エンジン開始に関して最終決定は取っていないと指摘。一方で、実現すれば会社の検索エンジンは
中国の検索エンジン「バイドゥ」の最大の競合相手になると強調した。

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会社は計画を準備的なものだと主張。だが社内や世界での反発や懸念はこの数ヶ月で膨れ上がるだろう。多くの従業員は
グーグルがプロジェクトから手を引くよう求める公開書簡に署名。

批判者は、プロジェクトが中国の自由主義を抑圧し、中国の顧客のプライバシーを脅かすと懸念している。

https://jp.sputniknews.com/science/201810175468950/