日本は長い間、誠実さ、確実な品質、製品の信頼性において輝ける手本となっていた。

しかし神戸製鋼のデータ改ざんをめぐる不祥事が深刻化するにつれ、「メイド・イン・ジャパン」
ブランドの輝きがさらに曇る可能性がある。

神戸製鋼の問題は今月8日、同社が200社以上に納入していた一部の製品について、品質、強度、
耐久性についてデータ改ざんがあったことを認めた時に始まった。納入先には、ボーイングや
日産、トヨタが含まれている。

神戸製鋼は13日、出荷先が500社に増えたと述べた。この一件で同社の時価総額は今週、
約18億ドル(約2000億円)消失した。

しかしここ6年ほどで不正や不祥事を認めた日本の大手企業は少なくとも6社に上っており、
なぜこのようなことが起こり続けるのか、日本には制度的な問題があるのか、といった疑問の声が上がっている。

http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-41647546