ユベントスのフランス代表MFポール・ポグバ(30)が、ドーピング違反によって暫定的な出場停止処分を受けた。

 イタリアの全国アンチ・ドーピング裁判所(Nado)によると、8月20日の開幕節でユベントスが3−0でウディネーゼに勝利した試合の後、ポグバはドーピング検査を受け、高いテストステロン値が計測されたという。Nadoはポグバの尿から禁止されている「非内因性テストステロン代謝産物」を検出したもようだ。

 ポグバは同試合で出番はなかったが、無作為に選ばれ、ドーピング検査を受けた。ドーピングで“有罪”が確定した場合、2〜4年の出場停止処分が下される可能性があるという。

 ユベントスは「本日9月11日、2023年8月20日に実施された検査の結果、ポール・ポグバが全国アンチ・ドーピング裁判所から暫定的に資格停止処分を受けたことを発表する」などと声明を発表した。

 テストステロンはアスリートの持久力を高めるホルモンで、ポグバには反論のため3日間の時間が与えられる。

 ユベントスは22年7月、マンチェスター・ユナイテッドでの契約を満了したポグバと4年契約で再契約。しかし同MFはけがに悩まされ続け、カタールでのW杯も欠場を余儀なくされていた。

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