8月6日から始まった第105回全国高校野球選手権記念大会(主催:朝日新聞社、日本高等学校野球連盟)は8月23日に決勝が行われ、慶応が全国の頂点に立った。
 慶応の第2回大会以来、107年ぶりの優勝で話題となった今年の全国大会。地方大会から全国大会までの全試合を配信したスポーツナビ内の「バーチャル高校野球」では、全国大会の総視聴数が約2.2億回を記録。
スポーツナビで全国大会のライブ配信を開始した前回大会から約155%の増加となった。

そんな盛り上がりを見せた全国大会の全48試合の中で視聴数が多かった上位10試合を紹介する。

全国大会でもっとも視聴数が多かった試合は、決勝の仙台育英vs.慶応。強豪校を次々と倒して決勝まで駒を進めた前年王者の仙台育英と今大会で大旋風を巻き起こした慶応の試合は、5回に5点を追加した慶応がそのまま逃げ切る形となった。
平日の昼間にもかかわらず関東地区の視聴率20%を記録するなど、大きな注目を集めた。

 また、慶応は広陵との3回戦、土浦日大との準決勝がそれぞれ2位と3位に入るなど、上位を独占。
広陵vs.慶応は延長にもつれ込む接戦となり、10回に3点を入れた慶応が勝利した。土浦日大との試合は、先発・小宅雅己が9回無失点の快投で、慶応が完封勝利を収めた。

4位はプロも注目するスラッガー佐々木麟太郎を擁する花巻東とクラーク国際の試合。佐々木のバットから快音は聞かれなかったが、花巻東が2-1と接戦をものにした。
 5位は優勝候補同士がぶつかった履正社vs.仙台育英。お互いに一歩も譲らず3対3の同点で迎えた8回に仙台育英がスクイズから勝ち越し、ベスト8に進出した。

 6位以下は仙台育英、花巻東が強豪校と対戦した試合が多くランクインした。そんな中、1回戦の北海vs.明豊が9位に。
延長タイブレークに突入し、10回の裏に北海が逆転サヨナラ勝利を収めた試合がランクインした。

8/25(金) 11:39配信 スポーツナビ
https://news.yahoo.co.jp/articles/897ae2a42017b9415d72c2d1e8def045099b399f
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