「日本代表の勝負メシ」は試合3日前から決まっている! ハンバーグやウナギなど、サムライブルーの躍進を支える「鉄のルーティンメニュー」

11/27(日) 8:31配信

サッカー批評Web
森保一監督の隣にユニフォーム姿で座る西芳照シェフ 撮影:中地拓也

 11月27日、サッカー日本代表はカタールワールドカップ第2戦コスタリカ戦に挑む。初戦のドイツ戦に勝利したことで、最速で今日にもグループリーグ突破が決まる。

■【画像】「美味しそうな勝負メシ」と1万いいねがついた、日本代表がドイツ戦後に食べた「勝利のカレーライス」■

 日本代表が第2戦でノックアウトステージに勝ち上がる条件は、日本代表がコスタリカに勝利したうえで、同日にドイツと試合を行うスペイン代表が引き分け以上となること。いずれにせよ、日本代表は白星が必須で、負けられない試合となる。

 そんな日本代表を「食」で支えているのが、西芳照シェフだ。西シェフは、サッカー日本代表の胃袋を支える食事のスペシャリスト。今回のカタールワールドカップに帯同したことで、5大会連続“出場”ということになる。

 その西シェフの料理には、実は、“鉄の掟”とも言うべき、“鉄のルーティン”がある。試合3日前から試合当日まで、夕食のメニューが決まっているのだ。

 具体的には、3日前はハンバーグ、2日前は銀だらの西京焼き、試合前日はウナギの蒲焼、そして、試合日はカレー。これはW杯での連戦でも同じで、こうしたルーティンがあることによって、選手は試合に向けてリズムを作りやすくなる。

 ちなみに、決まっているのは夕食のみ。ランチメニューなどは、その都度、決めているという。選手のコンディションなどを参考にしながら、食事を作っているそうだ。なお、今大会は中3日で試合が組まれているため、夕食のルーティンが繰り返されるとみられている。日本代表にとっては、”追い風”と言える日程のため、今日のコスタリカ戦にも期待が持てる。

■試合後のカレーを食べるシーンも映し出された
 実際、23日のドイツ戦直後には、日本代表はカレーを食べていた。西シェフは公式ツイッターにそのカレーの写真を投稿している。

 また、JFAが公式youtubeに投稿した「Team Cam vol.07|歴史的な逆転勝利 ドイツ戦の舞台裏」にも、選手がカレーを食べている様子が映し出されている。長友佑都は、「カレーがうまいよ」と声に出しており、立派なルーティンになっていることがうかがえる。

 ちなみに、11月25日のランチには「グルテンフリーの海老の水餃子」がメニューとして出されていた。こうした西シェフの投稿には、以下のようなコメントが寄せられており、日本国民からの感謝の気持ちが伝わってくる。

「西さんのカレーや鰻やハンバーグを市販したら死ぬほど売れると思う。というか食べてみたい」
「西さんのハンバーグ食べたい!水餃子も美味しそう!何とか日本代表に入れないかな!皆さん、頑張って下さい」
「旨そー!食事サポート、いつもお疲れ様です!」
「こっちの総力戦も映像でみたいなぁ。裏側の戦い」
「めっちゃ美味そうです!」

 運命のコスタリカ戦は、日本時間19時にキックオフする。テレビの前で応援する人は、ぜひ、カレーを食べながら一緒に戦ってほしい。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4838d68f6dd67a316d802ee70dc6cb9bf5621fa3

https://pbs.twimg.com/media/FiQ0oj2WQAAUlYq?format=jpg&name=small