8/20(金) 19:50配信 毎日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/26b6b1496152ffd7954f1664e40499c5370512bb
 東京パラリンピックに向けた大会組織委員会の新型コロナウイルス感染対策専門家会議が20日、東京都内で開かれ、小中高校生らが学校単位で参加する「学校連携観戦プログラム」について「重症化のリスクは高くなく、パラリンピックを観戦する意義はある」との見解が示された。

 座長である岡部信彦・川崎市健康安全研究所所長は「公共交通機関を使い、観戦時に密になれば感染リスクは高まる。狭い会場なら換気などの配慮も必要だ。『一律に大丈夫』ということではなく、状況を判断し、安全にできるようにしてほしい」と述べた。

 また、岡部座長はパラリンピックの開催について「地域医療を圧迫したり、全く入院ができないような状況になったりしたら困る。何が何でも開催するということではなく、場合によっては中止することも常に俎上(そじょう)に載せる必要がある」と話した。【真下信幸】