https://news.yahoo.co.jp/articles/cdff2663dbf7a0ad88d1d9e6ea5aabe58bf6125b

 東京五輪7日目、いよいよ卓球女子シングルスが大詰めを迎える7月29日。準決勝に登場した日本の伊藤美誠は、中国代表の孫穎莎に0−4とストレートで敗れ、残念ながら決勝進出はならなかった。

 ともに2000年生まれの20歳で、ライバル同士の伊藤と孫。実力伯仲の両国エースの戦いは戦前から死闘が予想されたが、第1ゲームは伊藤が2−2から7連続ポイントを許すなど、一方的にやられ3−11で落とす。第2ゲームも一時は7−1と大きくリードしたものの、そこから孫が猛反撃。タイムアウトを取るも相手の勢いを止められず、9−11で大逆転を食らってしまった。
 
 何とか反撃を試みたい伊藤だったが、第3ゲームを6−11で落とすと、第4ゲームも4−11で完敗。日本卓球史上初の五輪シングルス決勝進出、そして混合ダブルスとの二冠の夢はここで潰えてしまった。

 しかし、伊藤にはまだ表彰台に上る可能性がある。このあと行なわれる3位決定戦では、銅メダルをかけてシンガポール代表のユー・モンユと激突する。