https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/122078/

お笑い芸人のビートたけしさん。お笑いのみならず、小説や映画など多彩な才能を発揮し、1989年に本名である「北野武」名義で映画監督デビュー。以降、精力的に映画制作に取り組み、「世界のキタノ」や「キタノブルー」などの異名を世界にとどろかせています。あなたが最も好きな作品を教えてください。まずは代表作3本を紹介します。

♦その男、凶暴につき
 1989年公開の「その男、凶暴につき」は、北野武さんが初めて映画監督としてメガホンをとった記念すべき処女作。俳優陣の淡々とした演技やセリフ、そしてそれらとは対照的な生々しい暴力描写や当時としては実験的なカメラワークが話題を呼びました。公開当時から名だたる監督や映画評論家から高く評価され、映画史に深くその名を刻みました。

♦HANA-BI
 1998年公開の「HANA-BI」は、不器用な男性刑事の半生にスポットライトを当てた人間ドラマ。青みがかかった色彩や、青を強調した海や青空のシーンによって登場人物の複雑な心情を表しています。この演出は「キタノブルー」呼ばれ、ヨーロッパをはじめとする世界各国が注目。多くの映画ファンに衝撃を与えました。

♦アウトレイジ
 2010年に公開された「アウトレイジ」は、暴力団の抗争を題材にしたバイオレンスアクション。従来の作品では、沈黙やカメラワークによって心の機微を表現していましたが、本作では作風を一変。暴力描写を得意とする北野武さんの新たな到達点となった作品です。

実施期間:2021/02/28〜2021/03/13
その男、凶暴につき
HANA-BI
アウトレイジ
3-4X10月
あの夏、いちばん静かな海。
ソナチネ
みんな〜やってるか!
キッズ・リターン
菊次郎の夏
BROTHER
Dolls
TAKESHIS’
監督・ばんざい!
アキレスと亀
龍三と七人の子分たち
座頭市
アウトレイジ ビヨンド
アウトレイジ 最終章