横浜市を舞台にした人気ドラマシリーズで、CSチャンネル・日テレプラスでHDリマスター版が放送中の「あぶない刑事」が同市とタイアップし、市内のロケ地を巡るA3判のマップを作成した。シリーズ第1作が制作された1986〜87年と今の景色を見比べながら、市内が散策できる。

 シリーズは「県警港署捜査課」の刑事のタカ(舘ひろしさん)とユージ(柴田恭兵さん)が主人公で、ふんだんなアクションと個性的な刑事たちの軽妙な会話で人気を博し、格好をまねた若者が街にあふれるなど、一大ブームを巻き起こした。

 マップは、全51話から、山下公園や横浜中華街、県庁や横浜スタジアムなど14のロケ地を選定。地図上に位置を示し、サングラスをかけた主人公2人のドラマの場面写真も掲載している。マップを手がけたCS日テレの担当者は「横浜ベイブリッジやランドマークタワーなどがなかった、30年前の様子がうかがえる地図。変わった風景、変わらない風景を見比べてほしい」と話している。

 マップは横浜、桜木町、新横浜の各駅の観光案内所や区役所、図書館などで配布している。作成した1万部がなくなり次第終了。

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読売新聞
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