【音楽】21世紀、バッハの曲の演奏スピードが速くなった理由
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Amy X. Wang | 2018/11/01 12:19
21世紀、バッハの曲の演奏スピードが速くなった理由
バッハの曲の演奏が50年前に比べて約30%もスピードアップしていることが、レコード会社の研究で判明した。
ユニバーサルの子会社ドイツ・グラマフォンとデッカは、ドイツ人作曲家の生誕333周年を記念したボックスセット『Bach 333』のリリースに合わせて、かの有名な「2つのヴァイオリンのための協奏曲」の様々な演奏音源を集めて研究した。その結果、最近収録された音源は50年前の音源よりも1/3ほど尺が短く、10年で約1分ずつ短縮していることが明らかになった。
こうした傾向は、昨今のより速いテンポの音楽の流れを汲んでいるといえよう。オーディエンスの関心の幅が狭くなる一方、ストリーミングによってアーティストや作曲家は、1秒1秒に神経をとがらせるようになっている。
バッハ「2つのヴァイオリンのための協奏曲」(BMV1043)
1961年:演奏:ダヴィッド&イーゴリ・オイストラフ
第1楽章 ヴィヴァーチェ 4’15
第2楽章 ラルゴ・マ・ノン・タント 7’32
第3楽章アレグロ 5’28
合計 17’15
1978年:演奏:アルトゥール・グリュミオー&ヘルマン・クレバース
第1楽章 ヴィヴァーチェ 3’57
第2楽章 ラルゴ・マ・ノン・タント 6’41
第3楽章アレグロ 5’04
合計 15’42
2016年:演奏:ネマニャ・ラドゥロヴィチ&ティヤナ・ミロセヴィチ
第1楽章 ヴィヴァーチェ 2’56
第2楽章 ラルゴ・マ・ノン・タント 5’42
第3楽章アレグロ 3’56
合計 12’34
「一般的にポップミュージックは、社会の変化に呼応する。だから、あらゆるものが速くなっている」と語るのは、スウェーデンのプロデューサー、マックス・マーティン。2016年のインタビューで、ブリトニー・スピアーズの「ベイビー・ワン・モア・タイム」やケイティ・ペリーの「ティーンエイジ・ドリーム」、ザ・ウィークエンドの「キャント・フィール・マイ・フェイス」、テイラー・スウィフトのヒットソングの数々など、彼が手掛けたチャートNo.1ソングの特徴をこのように分析した。だが音楽の歴史を見てみれば、新しい波には必ず反動がある。最近のポップソングの中には、あえてテンポを落として存在感をアピールしている曲もある。
つまり、すべてのジャンルがスピード化に向かっているというわけでもない。クラシック音楽の演奏に関して言えば、バッハで見られた傾向が、他のクラシック作曲家にも当てはまるとは限らない。イギリスの音楽研究家ニコラス・ケニオン氏は、今回の研究結果と合わせて発表されたリリースの中で、近代のオーディエンスは「軽快で明るく、透明感のあるサウンドを好む傾向にあり、バッハやヘンデル、モーツァルトなど多くの作曲家の作品でも応用されている」と指摘。すなわち、「従来の重々しいスタイルよりも、空気のように軽くしなやかなものへ、嗜好が根本的に変化している」ことを示している。ただし、ポップミュージックにならってバッハもスピード化している理由には、この曲がもともと速いテンポに向いているから、と言うのもある。
(以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
| ドイツの作曲家、ヨハン・セバスチャン・バッハ(Photo by shutterstock) |
http://images.rollingstonejapan.com/articles/29327/ORG/0428cf1686eff9c702c52804eb70bbe2.jpg
http://rollingstonejapan.com/articles/detail/29327 >>91
時代が同じでも地域によって異なったらしい >>49
当時は繰り返しある曲だと二回目は変えて弾くのが普通だった
二回目はテンポあげるなどの手法もあったらしい >>58
バッハは宮廷音楽だけではないし
別に組曲で踊っていたわけでもない ミーソ レーレ ドーシラー
ミーソ レーレ ドーシラー
ミーソレーレ ドーシラー 2001年宇宙の旅見に行ったけど
めちゃくちゃ眠くなったわ
そういうことだ。
今の時代にあの間延びした3時間の映画作ったら大バッシングされるだろうね。返金しろといわれるレベル オリジナルをそんなことしたらヨセヨ・ヤバスチャン・バッハ原曲 >>100
そんなことはない
旋律には基盤になるスケールがあるが
ジャズで初めて生まれたがスケールがたくさんある
つまりジャズにはクラシックにはない旋律がある >>87
グールドが使ってたピアノはタッチが軽く、ある意味ピリオドに近かったからある意味グールドでも合ってる >>123
ピリオドとピリオド楽器は違う言葉ですよ。 ジョンロードがヘビメタに変えて早く成った
日本では白色彗星登場のイメージしかないよね >>127
すまんな、語りあえる場所がないもんで
まぁここも同じだったようだが 君が代もハイウェイスター並に速いテンポで歌おうぜ(´・ω・`) セバスチャンかクリスチャンか、どっちのバッハでSHOW >>12
もともとレコードが無かった時代なんて、演奏する側の曲の解釈はもっと自由だった >>1
古楽器演奏の影響だろ
演奏様式が重厚長大スタイルじゃなくなった バッハに限らずでしょ。
ベートーヴェンだって、
フルトヴェングラーとアバドではテンポが違うような。 能なんかは初期よりも2〜3倍遅くなってるらしいな。
雅楽なんかもかなり遅くなったのだろう。
遅い方に進化する例としてはスカからレゲエへの流れもそうか ベートーヴェンのピアノソナタ第32番第2楽章にジャズみたいな部分ある
たまたまだが なんだかバロック音楽を全然聴いていない奴のレスがやたらに多いな
知ったかぶりは恥ずかしいぞ
どうせ、きいたことがあってもカラヤンのバッハとかイムジチのバッハなんだろうな。そんなん最低な出来だぞ >>12
>>13
>>23
>>48
>>83
詳しいなぁ勉強になったありがとう >>9
バイオリンのG線上のアリアはユックリの方が綺麗だよなぁ イングヴェイ・マルムスティーンの影響で早いイメージが出来上がっちゃったからなんだよなあ。 バロックなんか逆にテンポが遅くなってるとか言って
トン・コープマンとかやたら早く演奏してる >>137
フルトヴェングラー出すのは狡い
同時代の誰と比べても遅い人だから >>135
そう思う
古楽器ブームが関係してると思う ピリオド楽器を使ってる奴のせいじゃないのか
なんだかせかせかして聞こえるが 100年前の録音聴くと意外に現代的なんだよね
50年前が異様にもったいぶって遅い ジジイの演奏が遅くて若い人の演奏が速いイメージ
年取ってからテンポが速くなった人っている? ゆっくりの曲の部分は大げさにゆっくりと
速い曲の部分は大げさに速くする。
その落差が音楽表現の一つとなる。
もっともいけないのは
ゆっくりの曲の部分を速く弾き
速い曲の部分をゆっくりひき
曲が均一化してしまうこと。 >>160
感情が入ってるかどうかだろ
テンポだけの問題ではない
また、音量の強弱もテンポも極端にやりすぎると臭い グレン・グールドの1950年代デヴュー時のゴールドベルクは若気の至りで30分強のかっ飛ばしだったが演奏だったが
死ぬ直前80年代の録音は反省して演奏時間が長くなってる >>148
クレンペラー、クナッパーツブッシュ
まあ彼らも若い頃は速いが >>162
それ、よく言われるけど間違い
再録音はリピートしてるせいで長い
正確には、デビュー盤ではすごく速い変奏とすごく遅い変奏の極端な演奏だったのに対して、再録音はアリアを除くとテンポが中庸に近づいている >>129
貴方の発言が"語り合う"つもりのない、ただ知識自慢したいだけなものだから誰も取り合う気がないだけですよ
いい歳してマウント合戦なんか貴方以外誰もしませんて 潮吹きはただの「薄い尿」AV真似て女性器を傷つけるな
http://sogaya.club/2018/11/1040/
フェミ、グリッドマンが公式で抱き枕を出したことで発狂し、抗議しようと呼びかける
http://sogaya.club/2018/11/1040/ >>165
へーそうなんだ。ありがとう
ブロムシュテッドの昔の録音は持ってるけど遅いイメージもなかったわ 俺は一番遅いクレンペラーのマタイやロ短調ミサが好きだな。 >>170
クレンペラーはそもそも録音バランスが悪いのか通奏低音が聞こえないというテンポ以前の問題。 >>9
むしろガチで弾く人は、ゆっくりで音符が混んでない曲の方が難しいと言うと思う >>174
長く強い音を出せないから。
弦楽器で言えば、弦と弓の種類が違うのでテンションの高い音を伸ばせない。
だから普通は音の出だしだけアクセントを付ける演奏になる。
もちろん遅い演奏をするのも不可能では無いけれど。 古楽器使って古楽演奏しようってなったのここ30〜40年くらい?
それ以前は古楽も現代の楽器使って現代的な演奏してたよね >>167
知ったかぶりしてる人が多くてそれに訂正レス入れたのでそう見えるかもしれませんね
あなた含めついたレス3つすべてがまたそういうレベルなので残念ですが >>157
ジャズの方にもわりと近い
響きはちがうけど方法論として >>176
そうだね
特にダイナミクスがほぼ一定で鍵盤が軽いチェンバロだと調子に乗って飛ばしまくってもそれなりに聞こえる >>166
反省した、というのは聞いたことがないよね
グールドはテンポに反省、ということはあまりなかったのだろうなと思う
自宅録音やラジオと正規の録音じゃいつもテンポ違ったりするし
たぶん、バロック時代と同じようにその日の気分で変えてたんじゃないかな
あとピアノのタッチの重さによってテンポも変わってるのは本人が言っていた こないだテレビで面白ピアニストが昔のを完全に再現目指すのがクラシック言うてたのに違うんやん クラシック音楽というととかく古い50〜60年代の録音がちやほやされる傾向にあるが
それらの演奏というのはクラシック音楽演奏史二百数十年のうち
「たまたま録音技術発達初期に流行ってた演奏スタイル」にすぎない
リヒターのバッハなんかあんなもんニセバッハだからな
より当時のスタイルに近付けようとするほうがよっぽど伝統的に正しいアプローチ
リヒターなんぞは本来バッハ演奏史における黒歴史として闇に葬られるべき存在 NHKのスポーツテーマ曲だって年を追うごとにテンポが速くなってるんだから >>183
50年前はまだ古楽も現代(といっても50年前当時の)の楽器で
現代的な演奏してたからね
今は当時の楽器か復元楽器で演奏することが増えたので ●3● バッハが死んでから誰も作曲はしてこなかった。みんなバッハの真似なんだ。それ以後、初めて作曲をしたのは俺なのさ。 昔の演奏遅いのはまぁいいとしてもビブラートかけんなや!ウゼェわ!と思う 葬送曲を早演奏したら、コメディチックになりますな。
ゲーム音楽か。 ここで知ったかぶりしてる奴等は音楽知識を詰め込んだだけのバカ >>195
1書いたライターの人か
無知がバレて慌ててんのかな 30年前に読んでたレコード芸術(音楽の友社刊)でも
ロマンティックなゆったりとした演奏VSインテンポで速い演奏
というテーマの記事があったのに 音と音の間合いが詰まってくれば、曲の中では、よりコントラストやドラマが
強調されることになる。
しかし、全体に流れが速いのでコントラストの表現自体が演奏技術的に難しくなる
のだろうし、それを聞き分け感じ取れる聴き手も感性のエリート足らざるを得ない? >>199
そうそう
そしてその対立の源流は19世紀に既にあって
当時はワーグナーVSメンデルズゾーン
やがて20世紀前半はフルヴェンVSトスカニーニ
20世紀後半はバーンスタインVSカラヤン
要は代理戦争なんだ、と締めくくられていた ベートーヴェンの頃の倍の速さになってるってなんかで読んだな 昔は繰り返ししてたけど
今は繰り返ししてないとかかもしれない
本当に聞いて発表しろよ 内容空虚な古楽器演奏が主流になったからだな
ゆっくりやっても退屈なだけだから快速で終わらせる
どうせ出だしで「おっ」と思わせてそれっきりだから 俺はバッハはかなり聞き込んでるよ
Civとかゲームでだけど >>201
倍というのは極端すぎると思うけど
モーツァルトも手紙で「フーガは遅めのテンポで弾くべき」という言葉を残しているな >>1
こういう内容のスレいいな
これからも少しは知的な話もしようぜ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています