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そもそもポーランド戦前の西野は試合中に他会場の途中経過など選手に伝える気はない(`・ω・´)キリッ などと言ってなかったか?
ところが試合が経過していくにつれ、どんどん自分の想定外の状況に追い込まれ、これはヤバいヤバい、このままじゃ敗退してしまうと大焦り。
しかしコロンビアが1点取ってくれたので残り15分付近で、グループリーグ敗退ゾーンから暫定2位通過にカムバック。

ここで西野が弾き出した勘ピューターでは、自分達はポーランドに1点差で負けたままの現状維持で
あとはコロンビアがきっとセネガルの猛攻を凌いで守り切ってくれる、いや、くれ、もとい、下さい!

格上のポーランド戦に先発を6枚も変更して臨んだ割に、あまりにも行きあたりばったり、ドタバタ他力本願、神頼み作戦に変更。
自国選手を信じることはあっさりと諦め、他国コロンビアの選手達を信じる策に切り替えた。

だから西野は選手達に申し訳ないことをしたという気持ちが強いのだ。
内心では納得のいかない選手も大勢いたろう。

自国選手を信じながら慎重に戦う事でも道が開ける可能性は十分あった。
日本が1点を奪いに行きつつも、結果として0−1で負け、結果としてコロンビアが1−0でも突破できていたのだから。

ポーランド戦でギリギリの戦いから逃げたのが西野ジャパン。
もしポーランド戦が理に適った戦略であったなら、指揮官も選手も堂々と胸を張ってるだけでいいはずだが、実際はどうなのか?

終盤のボール回しがフェアプレーかどうかは好き嫌いの問題であって、実際には全ての国の代表が状況に応じてやる。
しかしポーランド戦で西野ジャパンが取った策の『本質』は異なる。

《北アイルランド代表のマイケル・オニール監督は英BBCの番組で「指導者として、別の試合で何が起きるかに運命をそっくり預けるとはあぜんとする。日本が好きになっていたのに、正直、次戦ではボコボコにされてほしいと思う」と突き放した》

つまり1点奪いに行くことで自力グループステージ突破の可能性がある一方、反撃されて致命傷になるリスクも負ってしまう。
終盤の体力的にもキツい中で、1点を狙いつつも極力相手の反撃は抑える、しかもカードにも注意しながら。
これぞギリギリの戦い。
その終盤でのギリギリの攻防を全て放棄し、終了間際にコロンビアがセネガルに1点返されないことをひたすら祈る神頼みを西野ジャパンは選択した。
ポーランドだって体力的にキツイし、あと1点に拘るモチべは当然日本が上なのに。

W杯バブルにウハウハのテレビでコメントしてる元Jリーガー達や専門家は揃いも揃って
@頭の悪いヤツ(武田とか)は賛否の否の部分の本質を理解してないし
A頭の働くヤツ(福西とか)は空気読んで否の本質に触れないよね?

ドーハの悲劇を持ち出す連中が理解してない典型。

これは采配というよりも西野個人の大博打に近い。
結果として西野は想定外の場面に陥って苦し紛れに大博打に出て勝ったんだけど、それで全て良しでは今後の糧にもならないし、進化はない。
次回同じような場面が訪れた時に、西野の前例をどのように活かすか。
グループステージ突破を喜ぶのとは別に、セネガルが終了間際に1点返した場合には日本サッカー界のダメージは凄まじかったことまで考えれば背筋が凍るような大博打だった。
そんな危険までも犯して打って出た苦し紛れの他力本願の大博打よりは、他にもっと賢い選択肢は無かったのか?を冷静に分析するような専門家が日本には少なすぎる。