韓国で活動の場を広げている日本の女優・唐田えりか(20)がデビュー作「寝ても覚めても(Asako I & II)」でカンヌのレッドカーペットを踏む。

 映画「寝ても覚めても」は来る8日に開幕する第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品された。

 「寝ても覚めても」は主人公の朝子が2年前に突然いなくなった恋人とそっくりだが性格が正反対の男性に会い、それから繰り広げられるストーリー。2015年、「ハッピーアワー」でロカルノ、ナント、シンガポールなど数々の国際映画祭で主要賞を受賞した濱口竜介監督が演出し、スリル感溢れる展開で観客に共感と衝撃を同時に抱かせる映画として注目を浴びている。唐田えりかは同作でヒロインの朝子を演じた。相手役は東出昌大(30)。

 唐田えりかは「『寝ても覚めても』はわたしにとってすべてが初めての作品だ。デビュー作であり、初主演作。カンヌ映画祭に出席できるなんて想像もできなかった。本当にうれしく、感謝し、光栄だ。監督、共演者、スタッフと一緒にカンヌ映画祭に行くことがとても楽しみ。この作品が世界の観客に会う瞬間を大切にしたい」と心境を明かした。

 一方、唐田えりかは2015年、フジテレビドラマ「恋仲」でデビュー。韓国ではLG電子やV30の広告モデルに抜てきされ、ナオル(Brown Eyed Soul)の「Emptiness in Memory」ミュージックビデオ(MV)に出演、特有の明るく清純な魅力を放ち韓国ファンの関心を浴びた。

5/2(水) 15:12配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180502-00000054-wow-asent

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