そんなオウさんに、日本に来て衝撃を受けたことを聞いてみると、食文化についてカルチャーギャップを感じたとのこと。

「日本食は、刺身やお肉など、生のものが多いですよね。そして冷たい料理が多い。中国は温かいものが多いので、それが衝撃的でした!」

特に、日本に来てまもない頃(2012年)に訪れた牛丼屋での、印象的なエピソードを話してくれました。

「牛丼チェーン店に入って席に着くと、店員さんがお水を出してくれたんですが、その中に“氷が入っている”というのが本当に驚きで……! 中国では、
お店でもお湯や温かいお茶を提供するのが普通なんですよ。温かい飲み物のほうが健康的という意識が強いんです。中国では、氷が入った飲み物は、
若者が好きな飲み物というイメージがあります」

今では、アイスフルーツティーも好きだというオウさんですが、飲むのはごくたまになのだそうです。

「日本で流行したタピオカドリンクも、頼むときは絶対にホットを頼みます。お店によっては、メニューにホットがないところもあるので、探すのが大変なんですよ(笑)」

日本人にとって「お冷」に氷が入っているのは当たり前の感覚ですが、中国では温かい飲み物が一般的なので、衝撃を受けるのかもしれませんね!

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