音喜多駿氏 子ども子育て支援金法案可決に「政府の歪んだ強い意志を感じます」


 日本維新の会の音喜多駿参院議員が20日、自身の「X」(旧ツイッター)を更新し、
「矛盾だらけ子ども子育て支援金、関連法案が与党のみのゴリ押しで可決…」と題して私見を述べた。

 少子化対策の財源となる支援金制度を盛り込んだ子ども子育て支援法などの改正案が衆議院本会議で与党などの賛成多数で可決。
それに対して音喜多氏は「子ども子育て支援金を導入する法案が、残念ながら衆議院で与党によって可決されました。
社会保険料の目的外使用であり、現役世代の負担を増やす実質増税。そして『一人当たり500円』という
政府の説明は明らかに欺瞞であり、これからさらに増える可能性が満載です。その矛盾や問題点について国会で
散々指摘をされ、論理としては完全に論破されていたにもかかわらず、与党のみ賛成の採決で押し切る形となりました」と無念さを滲ませた。

「こうした国民の負担増に直結する法案であれば、主要野党の一つくらいは賛成に回るようにするものですが、
今回の与党はそうした調整すら諦めてまさに数の力で押し切った形。結局、取れるところ(現役世代)から取りやすい形で、
社会保険料であれば増額してもかまわわないのだという政府の歪んだ強い意志を感じます」と非難した。

 最後に「維新は支援金部分を廃止にする独自の修正案を提出しましたが、残念ながら反対多数で否決される結果となりました。
しかし、まだ参議院での審議も残っています。支援金導入を防ぐため、諦めずに参院側でも闘いを続けていきます」と意気込みを語った。
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