ロドリゲス氏は、企業はWi-Fi 7の導入に関しては、3つのグループに分かれるだろうと指摘する。

1つ目のグループは、最新の技術進歩を追い求め、Wi-Fi 7をすぐに導入する。
このグループには自動車メーカーや建設会社などが含まれる。

2つ目のグループは最新技術には目もくれず、用途に応じて無線LAN規格を選択する。
例えばIoT(モノのインターネット)用のセンサーであれば、「IEEE 802.11g」(Wi-Fi 3)か「IEEE 802.11n」(Wi-Fi 4)で十分だ。

3つ目のグループは、3〜6年の定期的なサイクルに従って無線LAN製品を入れ替える。
このグループに属する企業が、3グループの中で最も多くなると考えられる。
一例としてロドリゲス氏は、スタジアムを挙げる。
「ネットワークの刷新に莫大(ばくだい)な投資が必要になるので新しい規格が登場するたびに更改するのは現実的ではない」(ロドリゲス氏)

https://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/2402/13/news07.html