思春期から40歳までに発症しやすい精神の病気のひとつに「統合失調症」があります。考えや気持ちがまとまらなくなる統合失調症は、
幻覚や妄想が生じたり、感情表現が乏しくなるなどの症状を特徴とします。

統合失調症はストレスや脳神経の異常などによって発症すると考えられています。また、トキソプラズマと呼ばれる寄生虫に感染していた人では、
統合失調症を発症したケースが多いという研究データも報告されていました。

トキソプラズマは猫に寄生していることがあり、糞を介してヒトにも感染します。そのため、子供の頃に猫を飼った経験のある人では、
統合失調症を発症しやすいのではないかという指摘がありました。

そんな中、猫の飼育経験と統合失調症の関連性を検討した研究論文が、同治療に関する専門誌に2023年12月2日付で掲載されました。

イカソース
https://hc.nikkan-gendai.com/articles/279928