「三畳紀末の大量絶滅」の謎…なぜか、生物は「絶滅する前に小型化」する

https://news.yahoo.co.jp/articles/920165e41f176ef1f5df45cefdb2bc58c43c0354

著者に聞く第10回…大量絶滅したのは恐竜だけではない! 奇妙奇天烈な三畳紀末の大量絶滅

【画像】「二酸化炭素が増えて絶滅」は出来過ぎ…?「大量絶滅の犯人」用いたトリック

 『大量絶滅はなぜ起きるのか』の著者 尾上哲治さん

 「大量絶滅」と聞くと、6,600万年前の白亜紀末に起こった恐竜の絶滅を思い浮かべる人も多いのではないだろうか。しかし、この大量絶滅以外に、地球は4回もの大量絶滅を経験している。特に、2億150万年前の三畳紀末に起こった大量絶滅は非常に奇妙なものであった。絶滅前に、生物が小型化していたのだ。

 なぜ三畳紀末に大量絶滅が起こったのか、なぜ生物が小型化したのか。九州大学大学院理学研究院教授の尾上哲治氏に話を聞いた。

 本記事は『大量絶滅はなぜ起きるのか』の著者、尾上哲治氏へのインタビューをお送りいたします。