GTA5のマイケル役俳優、「GTAオンライン」配信中にスワッティング被害に遭う ファンはロックスターを非難も本人は擁護

グランド・セフト・オートV』の主人公の一人であるマイケル・デ・サンタを演じたネッド・ルークが、「GTAオンライン」を配信中にスワッティング(虚偽の通報をして第三者の家などに警察特殊部隊を向かわせる行為)の被害に遭った。ファンは開発元のロックスター・ゲームスを非難したが、ルークは同スタジオを擁護している。

現地時間2023年11月23日、ルークは配信中に電話を受け、自宅がスワッティングされていることを知らされた。

スワッティングは特にビデオゲームやストリーマーに関連した危険な嫌がらせ行為で、個人情報を入手して警察などの武装した部隊を家に送り込むものだ。

ルークのファンは、「GTAオンライン」をプレイしているプレイヤーのIPアドレスを保護していないとして、すぐさまロックスター・ゲームスを非難したが、ルークはそれに反論し、「みんな大層な結論に飛びついてるな」と述べた。

「ロックスターは何も関係ない。何年も前に俺の個人情報を漏らしたアホがいて、それ以来こんなクソなことやってるんだ。絶対に情報を手に入れたい粘着質な奴なら、誰の個人情報だってネットで見つけられるんだよ」

スワッティングは何年も前からストリーマーの間で厄介な問題となっており、『フォートナイト』の世界チャンピオンである「ブーガ」ことカイル・ギアスドルフはわずか16歳で被害に遭った。残念ながら、スワッティングの危険性は明らかになっている。虚偽の通報により無関係だった28歳のアンドリュー・フィンチが警官に射殺され、米国初の死者を出すスワッティング事件が発生している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/399be90fccf8ff835064c31c085e0be10c1f5649