バルミューダらしい発想のホットプレート「BALMUDA The Plate Pro」- 調理が映える、美味しく焼ける

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バルミューダは10月12日、同社初となる卓上調理家電「BALMUDA The Plate Pro(バルミューダ・ザ・プレート・プロ)」を発売します。家電ジャンルとしてはホットプレートですが、見た目はまるでステンレスのぶ厚い「板」、まさにプレート。私たちがよく知るホットプレートとは一線を画す本体です。

【写真】ステーキは見るからに美味しそうですが、筆者が感動したのは肉と同時に調理したアスパラガス。温度を下げずに調理できるからか、水分が閉じ込められてみずみずしくプリッとした食感に仕上がっていました

BALMUDA The Plate Pro(以下、The Plate Pro)のもっとも大きな特徴は、このぶ厚い3層構造のステンレスクラッドプレート。プロシリーズの第2弾ということもあり(第1弾は「BALMUDA The Toaster Pro」)、見るからに高級感のあるThe Plate Proは一体どんな「焼き」を振る舞ってくれるのか、プレス向けの発表&試食会で体験してきました。機能よりも体験を重視するバルミューダらしい新製品です。

6.6mmの超厚プレートでムラなく美味しく調理

家庭用のホットプレートといえば、電熱ヒーターの上に3mm厚ほどの黒い天板を乗せた構造が一般的ですね。多くの場合、付属する天板には数cmの「フチ」があり、さらに食材が焦げ付かないようにフッ素コーティングなどが施されています。

一方でThe Plate Proは、食材を乗せる天板が金属製の1枚板(Plate)。しかも、板の厚みは一般的なホットプレートの約2倍となる6.6mmもあります。


フライパンや鍋といった調理器具は「厚みがあるほうが美味しく調理できる」といわれていますが、The Plate Proも厚みにこだわった製品。厚みがあることで、「熱ムラの解消」と「温度の維持」を実現します。

通常、ホットプレートは天板下に管状のヒーターを配置していますが、天板の厚みが薄いとヒーターに近い部分のみ温度が高くなりがち。The Plateはプレートに厚みをつけることによって、焼き面に熱をまんべんなく伝えられるのです。


また、薄いプレートだと、食材を乗せた瞬間に熱が食材へと移動。天板の温度が一気に下がるというデメリットもあります。The Plate Proはプレートに厚みがあるため蓄熱性が高く、調理時に温度があまり下がりません。

バルミューダはThe Plateの調理特性について、「高温を維持することで食材の余分な旨みをすばやく蒸発。外はカリッと焼き上げつつ、中はジューシーに旨みを閉じ込めるような調理が得意」としています。