ダイキン工業は今回の調査で、効果的な節電方法と逆効果になりかねない方法をそれぞれ4つずつ挙げ、「夏場にエアコンを使う際、節電になると思うものは何か」と複数回答形式で調査を実施。

逆効果になる方法を効果的なものとして選んだ割合

その結果、効果的な節電方法が多く選ばれた一方で、約6割の人が逆効果になる方法を効果的なものとして選んでしまう結果となった。

今回の選択肢のうち、効果的な節電方法として最も知られていたのは「空気清浄機や扇風機、サーキュレーターをエアコンとセットで使う」で56.9%。

一方、逆効果になりかねないにもかかわらず、節電効果が期待できる方法として最も票を集めたのは「風量はできるだけ『弱』で使う」で26.5%。

【左】節電方法認知度ランキング【右】誤解のある節電方法ランキング

風量を抑えるとファンの回転音が小さくなるため、消費電力が抑えられていると思われがちの方法だが、エアコンのしくみ上、室内が涼しくなるまでに時間がかかるため、その分消費電力量が増加する場合があるという。同社は、エアコンのしくみを知ることが、こうした誤解を避けることにも繋がるとしている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9030855450c4ded3e43412fa1f7b9aca7948bd51