[5日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は4日、国内経済が予想以上に好調との認識を示した。
ミシュスチン首相が報告した非常にポジティブな経済・インフレ見通しを受けた。

ミシュスチン氏は4日に大統領府で行われた会議で、今年の国内総生産(GDP)伸び率が2%を上回る可能性や、
消費者物価指数(CPI)上昇率が5%以下にとどまる可能性についてプーチン氏に伝えた。

国際通貨基金(IMF)は今年のロシア成長率が0.7%になると予想している。

大統領府のウェブサイトによると、プーチン氏は「(経済は)少なくとも当面は慎重ながらも、以前の予想より好調と言える」と語った。

ロイターが6月末に行ったエコノミスト調査では成長率が1.2%、インフレ率は5.7%と予想された。

ロシア経済は昨年2.1%縮小。ウクライナ侵攻を受けた西側による制裁で特に同年春に打撃を受けた。

ミシュスチン氏はプーチン氏に対し、ロシア経済は制裁やあらゆる障害にもかかわらず、
しっかり回復し続けていると語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a0d2b974206d75064d9f8a1c0057d3ee0b63d91