ダイハツの海外向けモデルで不正が発覚 非正規の部品を使って側面衝突試験を実施

ダイハツ工業は2023年4月28日、緊急記者会見を開き、海外市場向けモデル4車種の認証申請において、不正行為があったことを発表した。

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今回発覚した不正は、車両の認証試験に含まれる側面衝突試験において、前席のドアトリムに本来の仕様にない加工を施していたというものである。認証試験は事前に届け出た仕様の車両による実施が必須であり、法規に定められた手順・方法に違反していた。


対象のモデルは以下の3車種と、現在開発中の新型車1車種。いずれも滋賀県のテクニカルセンターにおいて認証試験が実施されており、「トヨタ・ヤリス エイティブ」では2022年3月、「プロドゥア・アジア」では2023年3月に不正が行われたという。

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