30日午前8時20分ごろ、JR西日本のお客様センターに「JR加古川線神野駅(加古川市神野町西条)付近の線路で、物を燃やしている人物がいる」と連絡があった。駆け付けた加古川駅の駅員が、線路を暖めるため線路近くに設置されていた融雪器のカンテラの炎を確認。異常がなく、周囲に火の気もなかったため、電車の運行を再開した。

 JR西によると、その後、加古川駅で男性が「線路が燃えていたのでお茶をかけたが、消えなかった」と駅員に伝えた。連絡した人はこの男性の行動を勘違いしたとみられる。

 この影響でJR加古川線は、普通電車の上下線計5本が最大52分遅れ、約350人に影響した。

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202301/0016006463.shtml