実質的に経営破綻しているのに金融支援で生き延びた会社を指す「ゾンビ企業」の比率が2021年度は12.9%と、
2年連続で上昇したことが21日までに、帝国データバンクの調査で分かった。企業数も2年連続で増え約18万8千社に上ると推計し、
比率・社数は8年ぶりの高水準。コロナ禍で打撃を被った企業が公的支援で存続したとみられる。

 帝国データは国際機関の基準に沿い、財務指標が分かる企業のうち(1)借金の利払いが事業利益を3年連続で上回る
(2)設立10年以上―をゾンビ企業とし、比率を計算。その比率と同社データベースに収録した企業総数約147万社を基に、社数を推計した。

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