パイプラインのガス漏れ、最大の容疑者はロシア 米高官

https://www.cnn.co.jp/world/35194026.html
ロシアから欧州に天然ガスを供給するバルト海の海底パイプライン「ノルドストリーム」で起きた不可解な爆発やガス漏れで、
米政府高官と米軍当局者は2日までに、原因解明の捜査での最大の容疑者は依然、ロシアであるとの判断を示した。

巧妙な破壊工作との見方が強まっている欧州側の分析を念頭に置き、そのような工作を仕掛けられる能力を持つと疑われる相手はほかにいないとの認識に基づく。
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ただ、最新の諜報(ちょうほう)に通じる米政府当局者らは、ウクライナ支援で欧州諸国が背負う負担が大きくなるのであれば
ロシアは今回のようなパイプライン破壊工作は相応の価値があると判断する可能性があると指摘した。

米国や西側諸国の情報機関当局者は、プーチン氏は電気代が値上がって冬場が近づけば、
欧州諸国の住民はロシアを経済的に孤立させる西側の戦略に異議を唱え始めることに賭けているとの見方も示した。
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