女性刑務所は「前歯のない人が多い」 元受刑者が語る殺人犯と並んで浴びた「15秒シャワー」

https://news.yahoo.co.jp/articles/17987966f465a5deba2a02e5332e1196862c9002


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デイリー新潮
自身のYouTubeチャンネルで女子刑務所の裏話をする万年蘭さん。加工アプリを使っているため実際の見た目は変わるが、実物も55歳とは思えぬくらい若い

 女性だらけの刑務所とはどんなところなのか。2015年に覚醒剤の所持・使用で実刑判決を受け、女子受刑者の専用収容施設「栃木刑務所」に2年半服役したYouTuberの万年蘭さん(55)は「二度と行くところじゃない」と振り返る。殺人犯らと隣り合わせで過ごした日々とは……。

【写真】バブル全盛期、キャバ嬢として働いていた万年さん。当時は「ガン黒」が流行していた

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収容人数約650人。国内最大の女子受刑者収容施設
 16歳でヤクザから覚醒剤を教えられ、以来、33年間薬物漬けの生活を送ってきた万年さん。刑務所に入ったことがきっかけで薬物をやめ、いまはYouTuberとして活動している。

 彼女の波乱万丈な半生については、別稿「ヤクザから16歳で教えられ…33年間覚醒剤をやめられず廃人寸前まで堕ちた55歳『女性YouTuber』が語る薬物依存の怖さ」を読んでいただくとして、ここでは彼女が47歳の時に収監された栃木刑務所での経験に絞って話を聞いていく。

 万年さんが初めて覚醒剤取締法違反で逮捕されたのは2015年のこと。初犯だったので執行猶予がついたが、半年も経たずして同法違反で再逮捕された。執行猶予は取り消され、2年半(判決は合算で2年8カ月。2カ月短縮され仮釈放)刑に服することに。彼女が入ることになった栃木刑務所は、最大収容人数約650人、洋裁や電気部品組立などの10工場が設置されている国内最大の女子受刑者収容施設である。