其の四「低い山=安全ではない!」

「実は、低山の方が事故や遭難が多いんです。最大の理由は、低い山は登山道以外の道が多く、間違って作業道などに入ってしまうから。
あらかじめ、地図で『尾根道を歩く』とか『谷筋を歩く』など把握しておくと、迷ったときに気付きやすくなります。

また、山には『みんなが迷いやすい道』というのがあります。多くの人が迷った結果、地面が踏み均されて、それっぽい道が出来上がってしまうんです。
こうなると迷ったことにも気付きにくい。やはり事前に登山コースをしっかり確認しておくことが重要です」。

危険区域や侵入禁止地域への入り口には、障害物や木枝などのサインが設けられていることもあるので、見落とさないよう注意しながら歩こう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/99b8963b2167ff17292c4b73245c1c26fd6e6cd1?page=2