【甲子園】大阪桐蔭、19−0で大勝 春夏連覇の18年以来4年ぶりベスト16進出 夏40勝は歴代9位

◆第104回全国高校野球選手権大会第9日 ▽2回戦 大阪桐蔭19―0聖望学園(14日・甲子園)

【写真】王者の風格…勝利の挨拶へアルプスに駆け出す大阪桐蔭ナイン

 春夏連覇を狙う大阪桐蔭が聖望学園(埼玉)に大勝し、春夏連覇を成し遂げた18年以来4年ぶりに16強入りを決めた。県岐阜商を抜いて歴代9位の夏40勝、智弁和歌山を抜いて歴代9位の甲子園通算71勝目を挙げた。

 序盤から自慢の強力打線で聖望学園の投手陣に襲い掛かった。初回2死三塁から丸山の右越えタイムリー三塁打で先制に成功すると、続く海老根の左前適時打でこの回2点を先取した。2、3回も小刻みに得点を重ねると、4回は無死一、三塁から3番・松尾のタイムリーからの3者連続適時打など、一挙5得点。6回まで毎回得点で15点リードと圧倒した。

 さらに8回はこの回先頭の3番・松尾が左中間へソロ、5番・海老根のタイムリーで2点を追加した。9回には松尾が2打席連続アーチを放った。

 先発した2年生左腕・前田は4回2死までノーヒットの快投を披露。5回1安打無失点9奪三振、打っては2安打1打点と投打で存在感を発揮した。

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