日本一の高級繁華街、東京・銀座。この街もまたコロナ禍により人出が激減し、大きな打撃を受けたが、ようやく飲食店の営業時間短縮要請が解除となり、夜の銀座は、少しずつ、かつての活気を取り戻しつつある。
そんな銀座7丁目にあるクラブ「エルプリンセス」に記者が足を運ぶと、深紅のスーツを身にまとい、開店準備にいそしむ、ひとりの美熟女がいた。

 そう、彼女こそ、80年代後半から90年代にかけて一世を風靡した元セクシー女優の小林ひとみさんである。

「実は、女優を引退した03年以前から、六本木のクラブで働き始め、09年には銀座に、念願だった自分のお店をオープンしました。でも、そのお店は、8周年を過ぎたころに、わたしの喘息が悪化し、また母が亡くなったことも
あって閉じることに。しばらく休養したのち、いまのお店のオーナーさんから声をかけていただき、それ以来、雇われママとして、このお店で働いています。お店のほうは、コロナ禍になる前は連日にぎわっていたのですが、
そもそも夜の銀座は、会社経営者や社用族の方々など、ビジネスマンの利用が多いこともあって、会食禁止や在宅勤務で、客足はパタリと途絶えましたね。お客さまから『大丈夫?』という心配のご連絡もたくさんいただきましたが、
私から『大変だから、来てください』とも言えない。店自体、休業している期間もありましたので、売り上げはコロナ前に比べて、半減しました。本当に大変でした。ようやく飲食店の時短営業要請も全面的に解除になり、
徐々にですが夜の銀座も人出が増えつつあります。でも、まだまだ。早くコロナ前の普通の日常に戻ってほしいですね」

https://news.yahoo.co.jp/articles/cfbf1043425a187acc2032d119b7883dbafbf5e7