町によると、男性は24歳。2020年10月、町の「空き家バンク」制度を利用して県内の別の地域から移住し、

県内の店で働きながら一人暮らしをしていたという。現在は勤務先も退職して所在不明で、連絡がつかない状態だという。

 町が調査した結果、男性の口座からは、誤送金があった4月8日の当日に六十数万円が引き落とされたのを始め、

カード決済の引き落としなどで頻繁に金が動かされ、2週間ほどでほぼ全額が口座からなくなっていたことが判明した。これを受けて、町は提訴の方針を決めたとしている。

 4月21日、町職員が4630万円の返還を求めて男性に面会した際には「すでに入金されたお金は動かしている。もう元には戻せない。罪は償います」と説明していたという。
朝日新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/1fbf33b60dac508413309d07fd43b9666d1b94f3