【フィリピン】首都圏でマルコス氏優位動かず、大統領選

フィリピンの政治コンサルタント会社パブリカス・アジアによると、5月9日投開票の大統領選に関するマニラ首都圏での最新の世論調査で、最有力のフェルディナンド・マルコス元上院議員の支持率が51.6%と首位だった。

 マルコス氏支持と回答した人のうち、同氏に「必ず投票する」「投票候補は恐らく変えない」とした人の割合は86%に達し、選挙戦終盤にかけて情勢が覆る可能性は低いことが示された。

 2位は現副大統領のレニー・ロブレド氏で24.3%だった。首都マニラ市長のイスコ・モレノ氏は3位の9.8%だった。

 副大統領候補に関する世論調査でも、マルコス氏と共闘するドゥテルテ大統領の長女サラ氏(南部ダバオ市長)が51.3%の支持を集め、他の候補を圧倒した。2位はキコ・パンギリナン上院議員で15.4%にとどまった。

 今回の調査は8日から13日にかけて実施し、1,625人から有効回答を得た。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e45cf928b24bcc8d8e3ed41a8e2983a18df1492d