アメリカ・フロリダ州で人気テーマパーク「ディズニー・ワールド」への優遇税制が撤廃されることになった。性的アイデンティティ議論に関する保守的な州法を批判した事に対する報復措置とみられている。

アメリカ・フロリダ州にある「ディズニー・ワールド」は1960年代から、税制などの面で優遇措置がとられてきたが、フロリダ州のデサンティス知事は22日、その「特区」制度を廃止する法案に署名した。

フロリダ州で施行される性教育に関する保守的な州法にディズニー側が反対の立場を表明したことに対する「報復措置」とみられている。

共和党で保守派のデサンティス知事は「小学校などで性的アイデンティティについての議論を禁止する」とした政策を打ち出していて、LGBTの人たちやリベラル派から猛反発を受けており、アメリカの政治的分断が色濃く見える形となっています。

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