米大リーグ傘下の3Aで、今季から「ロボット審判」がストライク、ボールの判定を務めている。
3Aといえば、大リーグ一歩手前のレベル。近い将来、メジャーでロボットが判定を下す日が来るかもしれない。
日本のプロ野球や他のスポーツでも機械による判定は進むが、今後も進出を続けるのか。 (宮畑譲)
 米メディア「ジョムボーイ・メディア」がツイッターに投稿した3Aの試合動画が物議を醸している。
 投手が投げた球は外側に構える捕手とは真逆の左打者の内角へ。
捕手は手を伸ばして何とか捕球、打者は腰を引いてよけた。しかし、ロボット審判の判定は「ストライク」。
三振、スリーアウトとなったが、選手たちはみな困惑気味だ。
 これに対し、「捕手もキャッチング技術が向上しない。野球がますますつまらなくなる」「ストライクゾーンに入っているならストライクでオッケーでしょ」などと賛否両論が起きた。
 ロボット審判といっても人間型ロボットではなく、その「目」は本塁後方に設置された弾道測定器。
軍事技術を応用したもので、事前に各打者の身長などを入力し、ストライクかどうかを判定するシステムだ。
無線イヤホンでその結果を聞いた球審がコールする。米...

ロボット審判、どこまで? 米大リーグ傘下3Aで今季導入
https://www.chunichi.co.jp/article/457475