中国産ウナギを「国産」と偽り、弁当などを販売していた奈良県大和高田市の食品販売会社「うな源」と関連会社「M’S EEL」が、奈良地裁葛城支部から破産手続きの開始決定を受けたことが分かった。3月24日付。信用調査会社が今月12日に発表した。2社の負債総額は合わせて3億3200万円という。

帝国データバンク奈良支店によると、うな源は1967年に創業。農林水産省が2021年から食品表示法に基づく立ち入り検査をし、中国産のウナギを国産と表示して約15万個を販売していたことが判明した。

今年に入り、大阪府と奈良県にあった5店舗を閉店し、事業を続けることが困難になっていたという。(室矢英樹)

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