【北京共同】北朝鮮は9日、ウクライナ侵攻を巡る対ロシア制裁を主導する米国を非難した。多数の民間人殺害でロシアへの非難が強まっていることは、ロシアの政権崩壊を狙った「陰謀の産物」だと主張した。朝鮮中央通信が「国際問題評論家 金明哲」名の論評を配信した。

 論評は、米国はウクライナでの利権獲得を夢見ながら「覇権実現の障害になる国々を除去するための制裁圧迫」を必死に強めていると指摘した。

 米欧以外に目を向ければ「平等に友好的な関係を結べる国」は多く、「制裁は万能の武器ではない」として効果は限定的だと強調。ウクライナでの「最終的な敗者」は米国になると唱えた。

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