東電に電力融通、最大92万キロワット 22日2回目

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広野火力発電所など複数の火力発電所が停止している
東京電力ホールディングスは22日夕、同日2回目となる電力融通を受け始めたと発表した。
中部電力など電力会社5社から午後4時〜23日午前0時まで、大型原子力発電所1基分に相当する最大出力92.74万キロワットを受電する。
夕方から夜にかけて家庭の暖房需要が強まる。供給力を積み増して備えるが、なお電力は不足する。企業や家庭にさらなる節電を呼びかけている。

中部電、北海道電力、中国電力、四国電力、九州電力から電力を受電する。
16日に発生した福島県沖地震や地震と関係ないトラブルで複数の火力発電所が止まっており、比較的、余裕のある西日本側の電力会社を中心に融通を受ける。
東電は22日午前7時〜午後4時にも7電力から最大141.78万キロワットの電力融通を受けた。