ロシア、侵攻受け操業停止した外資系工場の国有化提案

[コペンハーゲン 8日 ロイター] - ロシアのウクライナ侵攻を受けて操業を停止したロシア国内の外資系工場について、ロシア与党・統一ロシアの幹部アンドレイ・トゥルチャック氏が国有化を提案した。

トヨタ自動車やナイキ、イケアなど複数の企業はウクライナ侵攻をやめるようロシア側に圧力をかけるためにロシア国内の店舗や工場の一時閉鎖を発表している。

こうした中、トゥルチャック氏は統一ロシアのウェブサイトに掲載された声明で、営業停止はロシア市民に対する「戦争」だと指摘。「統一ロシアはウクライナでの特別作戦の間、ロシアからの撤退とロシアでの生産停止を発表した企業の生産工場を国有化することを提案する」とした。その上で「厳しい報復措置を取る」と表明した。

https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-russia-sanctions-idJPKBN2L51N3