大阪府警は去年1年間で、駅構内で女性のスカート内を盗撮目的で撮影したなどとして、警察官3人を懲戒処分にしたと発表しました。
大阪府警によりますと、去年1年間で懲戒処分になった警察官は3人で、調査が始まった2000年以来、これまでで最も少なくなりました。

このうち南警察署の巡査長(当時30)は去年6月、駅構内で女性のスカート内を盗撮する目的で撮影して、見つかって逃げようとした際に女性にけがをさせたとして、減給6か月の処分を受けました。この巡査長は、府の迷惑防止条例違反などで書類送検され、依願退職したということです。

また黒山警察署の巡査長(当時28)が、大阪府警が摘発した乱交パーティーに過去8回にわたり参加していました。
このほか第三機動隊に所属する巡査部長(当時36)は、立ち寄ったコンビニのトイレに拳銃などを置き忘れたということで、いずれも戒告の処分を受けました。

また訓戒・注意の処分を受けた警察官は171人で、このうち30代の警部補2人は禁止区域でサザエやタコを密漁していたとして本部長注意を受けました。

大阪府警は「府民の期待と不安を裏切る行為で再発防止に努めたい」としています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/874015d7c3926971bb0e69f50387b38d54b5d27b