【台北共同】リトアニアのナウセーダ大統領は台湾の代表処(代表部に相当)設置は正しかったとする一方、「台湾」の名称を用いたのは過ちだったと表明した。中国が猛反発して圧力を強めていることに遺憾を示した。5日付の台湾各紙がリトアニアメディアを引用して報じた。

 台湾外交部(外務省)の欧江安報道官は「中国が卑劣な手段を使ってリトアニアに圧力を加えている」と非難した。

 ナウセーダ氏は「代表処の名称は重要だ。中国との関係に強烈な影響を及ぼしている」と指摘し、悪影響払拭のため何らかの対応を取る必要があるとの認識を示した。

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