マツダはCX-5の大幅改良モデルを発表し、2021年12月上旬の発売を予告した。
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マツダでは、エンジン横置きのスモール群、エンジン縦置きのラージ群による2つの商品群が設定され、新世代車種の開発が進められている。
特にCX-5については、新型CX-50として直接的な後継モデルがスモール群から登場することが発表されているが、これは北米など限られた地域の販売に留まりそう。

日本市場向けには、ラージ商品群からワンサイズ大きいCX-60がFRプラットフォームで導入される計画で2022〜2023年の発売が予定されている。

そんななかCX-5は、FFプラットフォーム採用の最上級SUVとして、これからも国内向けラインアップに残される見込みだ。今回の大幅改良は、その販売体制に向けてのものとなる。

■新型CX-5、エクステリアにも変更あり
CX-5のフロントグリルは大幅改良によりリフレッシュされる。線ではなく面で表現することにより、頑強なフレームのようなタフな逞しさが感じられる特徴的なシグネチャーウィングが採用された。網状の面的な表現から奥行きを感じさせる立体的なピースがフローティングされ、先進性と力強さを見せる表現へと深化された。

また、前方および後方のイメージを印象付けるヘッドランプとリアコンビランプもランプ外形とランプユニットのデザインが変更された。水平方向の広がりを感じさせる4つの横長楕円のLEDが特徴的で、CX-5が持つオールラウンドな性能を表現しつつ、アグレッシブな雰囲気を醸し出すとともに、ワイド感を強調するデザインとなった。
(つづきあり)
https://car-research.jp/cx-5/mazda-dis211109.html