「時空の3+1分解」と呼ばれる方法を用いて、
従来とは異なる座標系においてアインシュタイン方程式(一般相対性理論の基礎方程式)
を平均化することを試みることにしたという。

その結果、従来と同じ一様等方宇宙モデルが導かれることが示されたとしており、
これにより現在宇宙論で「ハッブル定数問題」として知られる、
宇宙マイクロ波背景放射の観測から得られる大域的な膨張則と、
超新星の観測から得られる局所的膨張則との間にある約10%ほどの不一致を、
時空の非一様性から説明する理論的基礎が確立されたとする。

https://news.mynavi.jp/article/20211027-2171049/