スマホ拾った男、「ペイペイ」で電子マネー詐取…ネット上の撮影写真データで発覚

https://www.yomiuri.co.jp/national/20211020-OYT1T50001/

 福岡県警は19日、福岡市南区のアルバイトの男(22)を電子計算機使用詐欺容疑で逮捕した。

 発表では男は今年1月9〜15日、東京都内のコンビニ店などの公衆無線LAN「Wi―Fi(ワイファイ)」環境下で、
拾ったスマートフォンを使用し、電子決済サービス「PayPay(ペイペイ)」に電子マネー3万5000円分をチャージして詐取した疑い。

 スマホは昨年11月頃、県内の男性(20歳代)が福岡市内で遺失したもので、昨年11月末〜今年1月中旬に約18万円分がチャージされるなどして使用されていた。
男性は携帯電話会社に連絡し、通話や通信機能は使用不能にしていたが、ペイペイには届け出ていなかった。

 男はスマホで写真を撮っており、そのたびにデータがインターネット上のクラウドサービスに自動保存されたことから、関与が浮上した。
「スマホは昨年末頃に拾った。電子マネーは生活費などに使った」と容疑を認めているという。