■逮捕の19歳少年は10代長女に「一方的な好意」か

午後2時前、山梨県甲斐警察署を出た1台の車。

乗っているのは、山梨県甲府市で住宅が全焼し、2人の遺体が見つかった放火事件で、この家の次女にけがをさせた疑いで逮捕された19歳の少年。

10月14日、検察に身柄を送られた。
少年は10代長女に“一方的な好意”

少年は10代の長女と同じ高校に通っていて面識があったことがわかっている。

これまでの調べで少年が長女に一方的に好意を持っていたものの思い通りにならなかったことが犯行の背景にあるとみられることがわかった。

火災発生後、少年は駐在所に出頭。当時駐在所は無人だったため、警察に電話をかけ「人を殺してしまった」と泣きながら話したという。

少年は顔にやけどを負っていたほか、右手小指の骨が折れていたことから一旦入院して治療を受けた。

・家族からストーカー被害の相談はなかった

井上さんの長女に一方的に好意を抱き思い通りにならなかったとみられている少年。一方で警察には井上さんの家族からストーカー被害などの相談はなかったという。

12日未明、少年は何を目的に井上さんの自宅を訪れたのか。警察は犯行の動機を調べるとともに殺人の疑いでも調べを進めている。
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