退去強制命令を受け2017年に大阪出入国在留管理局の施設に収容後、身柄を拘束されない仮放免中に
がんになった日系ペルー人のブルゴス・フジイさん(48)に対し、法務省は13日、療養のための在留特別許可を
与えた。弁護団によると在留期間は1年間。今後は国民健康保険に加入した上で、月内にも奈良県内の
病院で手術を受ける。

 大阪入管に出頭し、在留カードを受け取ったフジイさんは「支援してくれた人たちに感謝したい」と述べた。

 今年8月にステージ2の膵臓がんと診断され、入院。在留資格がなく、健康保険に入れずに
高額な治療費が
支払えないため、必要な治療が受けられていなかった。
https://www.daily.co.jp/society/politics/2021/09/13/0014675422.shtml