自民党総裁選立候補を表明している高市早苗前総務相(60)が11日、読売テレビ・日本テレビ系「ウェークアップ」にリモート出演。MCの弁護士・野村修也氏の
「海上保安庁の武器使用もある程度認めていく方向ですか」との問いに、「これは必要です!」と言い切った。  

高市氏のさまざまな政策の中で、野村氏は尖閣諸島周辺での不穏な動きを示し「こういう中で、例えば漁民を装って武器を携行した者が仮に尖閣に上陸して来たような場合、
現在の自衛隊法とかあるいは海上保安庁法では不十分なんではないかという声がある」と考えを質問。  高市氏は2月に施行された中国の「海警法」には非常に強い危機感を持ち、自民党内でも活発な議論が行われたといい

「海上保安庁法は絶対変えておかなければ民間の方々も守れない、それからまた海上保安庁の職員たち、船そのものも守れない。こういった意見が多いと思いますので、海上保安庁法の改正には取り組みます」と明言。

 自衛隊法についても「先般アフガンの問題もございましたけれども、まだ強化していかなければ国民の皆さまの命を完璧に守ることはできません。尖閣はご承知の通り、国営化されています。この領土を守るために自衛隊の方々もしっかりと訓練を重ねておられますので、

しっかりと自衛隊が動ける環境、そして海上保安庁が動ける環境というものを確立してまいりたいと思っております」と話した。  

さらに野村氏が「海上保安庁の武器使用っていうのも、ある程度認めていくっていう方向ですか」と突っ込んで聞くと、高市氏は笑みを消し「これは必要です!」と即座に断言した。


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