東京オリンピックのために来日して行方不明になっていたウガンダ人選手が、7月20日に三重県で見つかり、警察
は選手の引き渡し先について大使館や選手団などと調整を進めています。

東京オリンピック・ウガンダ選手団の1人で重量挙げのジュリアス・セチトレコ選手(20)は、7月16日に滞在していた
大阪府泉佐野市のホテルに「生活が厳しく、日本で仕事がしたい」などと記したメモを残して、行方がわからなくなっ
ていました。その後、7月20日午後3時すぎ、三重県四日市市で保護されました。警察に保護されて話を聞かれた際
、セチトレコ選手は落胆して泣いていたということです。

セチトレコ選手は7月20日の夜、ウガンダの大使館がある東京・渋谷区の警察署に移動したということです。警察に
よりますと、セチトレコ選手は不法滞在にはあたらず、今後の引き渡し先について大使館や選手団などと調整してい
ました。

そしてウガンダ大使館は、7月21日にコメントを出し、『現在日本の関係機関と調整しているが、セチトレコ選手につ
いて早ければきょうにも帰国させる』としています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1cd0b3b78c22ff28333e105ec03d959fd27df156