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男性が動物園に4年間通い詰め、動物を描く理由 
鉛筆画で皮膚の質感、毛並み一本一本まで

京都市動物園(左京区)にこの4年間、毎日のように通い詰め、動物の絵を描
いている男性がいる。開園から閉園まで動物と向き合い続け、毛並みの一本一
本まで精緻な鉛筆画を生み出してきた。これまでの作品や膨大な量のスケッチ
を集めた個展が今、左京区の飲食店で開かれている。

 男性は、左京区在住の琴塚吉太朗(きちたろう)さん(39)。10代の頃
から芝居や身体パフォーマンスなどに打ち込み、20代後半から独学で絵を描
き始めた。やがて「いろんなことをしてきたが絵は1人でできる。見たものを
しっかり描けるようになろう」と絵画に一本化。「モデル代を払うお金はない
し、静物画だと家にこもってしまう。動物園なら…
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https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/587772